助成金の目的に沿ったアクションが必要です。
なにもせずに助成金がもらえることはありません。
助成金を出す側は、その助成金を支給することによって達成したい目的があるので、その目的に沿ったアクションを起こさなければ助成金の対象となることはないわけです。
例えば
- 雇用を創出したい
- 労働者のキャリアアップをさせたい
- 失業者を増やしたくない
- 助成の社会進出を促進したい
といった目的がありますので、雇用の創出を目的とした助成金であれば新たな雇入れが必要ですし、キャリアアップを目的とした助成金であれば教育訓練を行う必要があります。
大事なのは先述しましたが助成金がほしいからアクションを起こすのではなくアクションを起こしたいときに、それが助成金の目的と合っているということです。
支給要件をクリアすること
助成金にはそれぞれ要件が設定されています。この要件を完全にクリアする必要があります。
何人以上雇用者数を増やさなければならないとか、何時間以上残業をへらさなければならないとか助成金によってその要件はまちまちです。
また通常必要とされる要件はひとつではなく複数ありますが、その全てをクリアしない限り助成金が支給されることはないと思ってください。
要件を確認して完璧にクリアするようにしてください。できれば要件ギリギリではなく多少余裕を持ってクリアできるとなお良いです。あまりに要件ギリギリだとほんの少しでも認められない部分がでてきたりすると要件をクリアしていないとされてしまう可能性があります。
書類を用意する。
助成金の申請には申請書そのもののほかに様々な添付書類が必要です。
条件をクリアしましたというだけではダメで証拠書類が必要です。賃金台帳や勤務記録等々・・・様々な書類が要求されます。
そうした書類をきちんと記録・整理しておく必要があります。
申請期限を守る
助成金には申請できる期限が設定されています。その期限を1日でも過ぎたらもう助成金はもらえません。何も言ってももう無理です。申請期限は必ず守るようにしましょう。
助成金によっては何回かに分けて申請する場合や段階を追うごとにその都度申請をしなければならないような進み方をする助成金があります。そうした助成金の場合途中で一度でも申請期限を守れなければその時点で終わってしまうこともあります。
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千葉県出身 昭和46年生、早稲田大学卒、平成9年行政書士登録、平成11年社会保険労務士登録。基本的に打ち合わせ等は私の方からお客様のご都合の良い時間に合わせて伺いますのでわざわざご足労いただくことはありません。ご相談はいつでもお受けいたします。どうぞお気軽にご相談ください。